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【編集局から】「説明責任」で思い出す橋下前大阪市長 首相追及に躍起も自らの疑惑に口閉ざす野党の「覚悟」は…

 衆院は20日、与野党の代表質問が始まり、本格的な論戦に入りました。野党は予算委員会で、「森友・加計問題」を追及する見通しです。論戦のたびに野党が持ち出す「説明責任」という言葉を聞いて思い出すのは、橋下徹前大阪市長です。

 私は産経新聞記者として、2014年に「橋下市政」を担当しました。橋下氏は登退庁時と定例会見で、記者の質問が出尽くすまで対応することを原則としていました。

 地域政党「大阪維新の会」代表としても、松井一郎幹事長(当時)とともに、週末を中心に大阪都構想に関する街頭演説を繰り返していました。

 市長と政党代表という「二足のわらじ」の是非はあるにしても、可能な限り説明を尽くす姿勢のあらわれだったと受け止めています。

 翻って国政では、首相の追及に躍起になる一方、自らの疑惑に口を閉ざしたままの野党議員もチラホラ…。説明を尽くし、有権者の理解を得ることに与野党の別はないでしょう。それとも、野党議員に橋下氏並みの「覚悟」はないということでしょうか。

 おっと、野党批判ばかりではいけませんね。メディアの報道姿勢にも厳しい目が向けられていると自戒しながら、国政の取材を続けていきたいと思います。(報道部・清宮真一)

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