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【高橋洋一 日本の解き方】小池氏、都政専念でも茨の道 公明離脱で予算審議に痛手、希望の今後を占う国会質疑 (2/2ページ)

 11月12日投票(13日開票)の葛飾区議選では、都民ファーストの会の公認候補5人のうち4人が落選、当選は1人だった。自民党は16人の候補のうち12人が当選しており、小池氏の退潮は誰の目にも明らかになった。

 すると、7月の都議選で小池氏を推していた都公明党も微妙になり、与党から離脱すると言い出した。

 都議会は定数127なので、過半数は64で、都民ファーストの会だけでは過半数に達しない。都公明党の与党離脱は、これから来年度都予算案を審議する上で小池氏にとって痛い。都予算をどのように都議会で通すかが試金石になる。その上で、2020年東京オリンピック・パラリンピックを成功に導かなければいけない。小池氏には茨の道が待っている。

 そのためには、政治資源を都議会対策に充てざるを得ず、国政にはますます手が出にくくなり、希望の党は小池氏抜きで進んでいくことになる。実際のところ希望の党の顔ぶれをみると、はっきり言えば、旧民主党の片割れである。

 とはいうものの、悲惨な経緯で衆院の旧民進党は分裂したので、立憲民主党などと、「民進党再集結」という動きはまだ出ていない。

 今後、野党再編の動きになるのか、リベラル系民進党の「再集結」なのか、それとも保守系野党なのか。今国会で希望の党がどのような質疑をするのかで、分かってくるだろう。(元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

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