記事詳細

「魔の2回生」ならぬ「魔の二階派」?! 相次ぐ不祥事に他派閥「拡大路線を急いだツケだ」

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、神谷(かみたに)昇衆院議員(比例近畿)が先の衆院選前の9月下旬、自身の選挙区内の市議に現金を配ったことについて「疑惑が持たれた場合はしっかりと説明することが肝要だ」と述べた。党執行部による神谷氏からの事情聴取については「必要なら対応する」と述べるにとどめた。

 連立与党・公明党の井上義久幹事長は同日の会見で「自民党として公職選挙法で禁ずる行為ではないのか、きちんと調査して説明責任を果たすべきだ」と注文をつけた。立憲民主党の福山哲郎幹事長も記者団に「お金の性質は何か。選挙への協力を依頼したのかがポイントだ」と強調した。

 神谷氏は二階氏率いる二階派所属。同派では近年、所属議員の不祥事が相次いでいる。

 今村雅弘前復興相が4月、東日本大震災の被災地をめぐる失言で事実上の更迭に追い込まれ、8月には江崎鉄磨沖縄北方担当相が国会答弁に関し「しっかりお役所の原稿を読む」と述べ、問題視された。

 若手でも、平成27年に中川郁子元衆院議員と門博文衆院議員との不適切な行為が発覚し、28年には宮崎謙介元衆院議員が不倫問題で議員辞職した。他派閥からは二階派について「拡大路線を急いだツケだ」「これだけ相次ぐと、二階氏も大変だ」との声が漏れている。中川氏や宮崎氏は不祥事発覚当時当選2回で「魔の2回生」と称された。今度は「魔の二階派」と呼ばれる可能性もありそうだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう