記事詳細

【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】キッズウイークは「勉学に励む期間」として活用すべきだね 集団就職の時代とは違うんだ (1/2ページ)

 夏休みなど学校の長期休暇を分散化させるという「キッズウイーク」について、政府は来年度から徐々に実施していきたい構えのようだ。観光需要を創出して個人消費の拡大につなげるのが狙いだそうだが、はたして本当に効果があるのかな。

 もっともこれには有給休暇の取得率を高めたいという狙いもあるそうだから、むしろこっちが本命なのかもね。今は盛んに「働き方改革」という言葉が叫ばれていて、労働環境に対する世間の目が厳しいから、何らかの対策を打ち出して成果をあげたいというのが本音だろう。

 たしかに子供が学校に通うようになると、家族でまとまった休みを過ごせる期間というのは夏休みや年末年始に限られてくる。ホテルなどの宿泊費は割高になるし、交通機関も混雑するので一苦労だ。ピーク時を避けて家族旅行や帰省に出掛けたいと考える人にとっては朗報かもしれない。

 ただ、子供の休みに合わせて親も有給を取得できるとはかぎらないと思うんだよね。教育現場の混乱も予想されるし、そもそも職場での理解が得られるのか。結局のところ、名称とは対照的に子供のためにはならないんじゃないだろうか。

 むしろキッズウイークを「勉学に励む期間」として活用した方がいいと思うんだけど、どうだろうね。昨年、小学4年と中学2年を対象にした「国際数学・理科教育動向調査」で日本の平均点が全教科で向上したというのも話題になったし、将来に向けての知識やスキルを身につけさせる方が、子供のためになるんじゃないかな。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう