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トランプ大統領とCNN対立激化、“偽ニュース”で応酬 「海外は真実を見ていない」

 トランプ米大統領とCNNテレビの対立が激化している。アジア歴訪でCNNの国際的影響力を知ったトランプ氏が政権に批判的なCNNを「偽ニュース」などと非難を強めているのに対し、CNNは「真実を伝えている」と反論するなど応酬。トランプ氏のCNN攻撃は報道の自由への脅威だとメディア関係者の間で危機感が高まっている。

 「数カ月間、CNNを見ていなかったのに、フィリピンでは見ざるを得なかった。CNNがどれだけ悪く、フェイク(偽)か分かった」。アジア歴訪から帰国したトランプ氏は15日、ツイッターに投稿した。フィリピンで放送される米テレビのチャンネル数が少なかったため、CNNを視聴したとみられる。

 25日には「CNNはいまだに海外での主要な情報源で、みすぼらしく米国を代表している。海外は真実を見ていない」と主張。CNNはツイッターで「米国を代表することは私たちの仕事ではない。それは大統領の仕事だ」と反発した。

 トランプ氏は27日、「CNNを含むどの報道機関が最も不正直かコンテストをやればいい」とやり返し、CNNは「記者らは危険な場所で命を懸けて真実を追い掛けている」と強調。著名キャスターのウルフ・ブリッツァー氏は「私たちには自由で独立した報道を行う責務がある」と番組で訴えた。(共同)

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