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「めぐみさん生きている」金賢姫元工作員激白 帰れぬ理由は「金一族の秘密知ったため」 (1/2ページ)

 1977年11月に新潟市から、北朝鮮に連れ去られた拉致被害者、横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=について、大韓航空機爆破事件(87年)の実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員(55)が、生存情報を確認したとして「生きていると確認している」と証言した。金元工作員にインタビューした産経新聞が29日に報じた。

 めぐみさんは北朝鮮で一時期、金元工作員の同僚工作員の教育係を務めていた。金元工作員も同時期に、拉致被害者の田口八重子さん(62)=拉致当時(22)=から日本語などの教育を受けた。その後、金工作員は同僚工作員と一緒に、めぐみさんと会ったことがある。

 北朝鮮はめぐみさんの安否について、「1994年4月に死亡した」と主張しているが、一切根拠はない。北朝鮮が「死亡」とする理由について、金元工作員は、めぐみさんが工作員教育に関わったことに加え、「公開しては困る秘密を知ってしまったからだ」だとし、「一番は金正日(キム・ジョンイル)一家との関わりだ」との見方を示した。

 2010年に来日した金元工作員はめぐみさんの家族と面会した。その際、めぐみさんと田口さんについて、「きっと生きています。でも2人が出てくるのは一番あとになるでしょう」と伝えていた。

 その理由が、金一族の秘密を知っているからということだ。たしかに、めぐみさんをめぐるいくつかの情報からは、「知りすぎた被害者」である側面が浮かび上がる。

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