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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】韓国の原発が揺れたら…東海岸の事故なら風で日本に影響する可能性も (1/2ページ)

 韓国全土で一斉に行われる「大学修学能力試験」が延期になった。試験前日の11月15日に地震が起きたためだ。

 学歴社会の韓国では、この試験は「人生を決める試験」とされている。英語のリスニング試験の時には全国の上空で飛行機を飛ばさないし、試験に遅れそうになった受験生を白バイで送り届ける恒例の映像が報じられるほどの国民的な大行事だ。

 地震は韓国南東部の慶州で起きた。マグニチュード(M)は5・4。震源に近い浦項市一帯では、建物の壁やタイルが崩れたりヒビが入るなどの被害があった。被害家屋は1100棟近くに上り、傾いて住めなくなった集合住宅もあり、1500人以上が避難した。76人が負傷した。教会の十字架も路上に落下した。

 浦項市は人口約50万人。韓国有数の工業都市だ。地震はソウルなど韓国全土で感じられた。

 韓国では2016年9月にもやはり慶州でM5・8の地震が起きていた。今回の地震は約40キロ離れたところで、観測史上2番目に強い地震だった。両方とも震源が浅い地震だ。もっとも、韓国で近代的な地震計による観測が始まったのは1978年からで、機械観測の歴史は浅い。

 一般に、朝鮮半島で起きる地震は日本よりもずっと少ない。これは、日本のようにプレート境界が近くないせいだ。

 だが、地震がまったく起きないわけではない。17~18世紀には大地震が襲ったことがある。地震で死者多数、という記録がある。Mは7以上ではなかったかと推定されている。

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