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陛下譲位で皇室会議「19年4月30日案」意見集約

 天皇陛下の譲位日決定の前提となる皇室会議が12月1日午前、宮内庁で開かれた。政府内では、陛下が2019年4月30日に譲位され、皇太子さまが翌5月1日に即位、改元する案が有力だ。議長を務める安倍晋三首相が皇族や衆参両院議長らの意見を聴き、会議として集約する段取りとみられる。政府は皇室会議を踏まえ、退位日を定める政令を12月8日に閣議決定する方向だ。

 政府は「平成」に代わる新元号を来年中に事前公表し、皇太子さまの即位に合わせて施行する。発表時期については、国民への周知期間を長めに取るよう考慮する。

 天皇陛下は昨年8月8日に在位30年での譲位を強くにじませるビデオメッセージを公表された。これを受け、安倍首相は同年10月、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」を発足させて議論を進め、1代限りで譲位を可能とする特例法案を策定。国会は与野党協議の末、今年6月9日に譲位特例法を成立させた。

 皇室会議は、安倍首相を含め計10人で構成。終了後、菅義偉官房長官が記者会見で概要を説明する。その後、大島理森衆院議長や、山本信一郎宮内庁長官もそれぞれ記者会見する予定だ。

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