記事詳細

北、SLBM開発進展か 米分析サイト 発射台近く完成

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は1日、北朝鮮西部の南浦(ナムポ)にある海軍造船所で建造されていた、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射試験用の可潜式のはしけが近日中に運用可能になるとの分析を発表した。商業衛星の画像に基づくという。同サイトは、北朝鮮がSLBM開発を進展させている実態を如実に示すものだと指摘した。

 同サイトによると11月11日に撮影された画像では、陸上で行われていたはしけの船体の建造が終了。16日の画像では、中央にSLBM発射台の支持架が設置されたはしけが浮きドックに乗せられて近くの埠頭(ふとう)に接岸しているのが確認された。また、24日の画像では、はしけが浮きドックから離れ、造船所の艤装(ぎそう)ドックに移動していた。

 艤装ドックではポンプや電子機器、通信機器がはしけに設置され、これらの設置が終了すれば発射台の運用が可能になる。

 南浦のSLBM発射試験用のはしけは、東部・新浦(シンポ)で確認されたはしけに続き2基目。いずれも長さ22・5メートル、幅9メートル程度で形も同一とみられ、ロシアの試験用はしけPSD4と酷似しているという。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう