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相次ぐ北木造船漂着…警察・公安が「闇上陸」テロ警戒、当局「陸地で待っていた人物いなかったか追跡」 (1/2ページ)

 日本海沿岸で、北朝鮮籍とみられる木造船の漂着・漂流が相次いでいる。経済制裁が強化されるなか、悪天候下での無謀な漁が原因とみられるが、不自然な漂着もあるという。警察・公安当局は、何者かが「闇上陸」した可能性も含めて、徹底的な追跡捜査を進めている。背後には、北朝鮮に通じる国内過激組織の「人手不足」という特異事情も指摘されている。

 「北朝鮮の木造船が次々に漂着している。異様だ。北朝鮮は兵器化された天然痘ウイルスを持っている。もし、上陸者ないし侵入者が、天然痘ウイルスを持ち込んだ場合、無限というほど広がっていく」

 自民党の青山繁晴議員は11月30日の参院予算委員会で、こう問題提起した。野党議員は「モリカケ」追及に必死だが、北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射を受けた朝鮮半島情勢の緊迫化など、日本が直面する危機は並大抵ではない。

 連続する木造船漂着にも、警察・公安当局は重大関心を寄せている。

 「現時点で、保護された乗組員はほぼ漁師とみられる。ただ、別の同乗者がいて『闇上陸』した可能性は捨てきれない。船の大きさに比べて、乗組員が少ないケースがある。陸地で待ち構えていた人物がいないか、不審な車両がなかったかなど、追跡捜査を進めている」(当局関係者)

 秋田県由利本荘市に11月23日夜、木造船で漂着し、県警に保護された8人を乗せた車両は2日未明、由利本荘署を出た。出国に向けて長崎県大村市の入国管理施設へ移送されるとみられる。

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