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共産、行く末は“五里霧中” 野党共闘確認も…つれない他党、政権樹立と選挙協力は別 (2/2ページ)

 こうした結果に陥った一因は、共産党が一方的に候補者を降ろし共闘勢力全体の議席を増やす方針をとったことにある。志位氏が2日の幹部会報告で「本来、選挙協力は相互的なものだ。次の参院選では、過去のような一方的な対応は行わない」と明言したのは、片務的な選挙協力の限界を感じたからにほかならない。

 ただ、共産党と政権はともにしない立場を堅持する立憲民主党や民進党にとって「相互推薦」のハードルは高い。政権樹立と選挙協力は別だという前提に立ち、共産党との関係を「阿吽(あうん)の呼吸の候補すみ分け」(旧民主党閣僚経験者)にとどめたいのが本音だ。

 「まだ他党との関係について考える段階ではない」

 立憲民主党の枝野幸男代表は2日、都内で記者団にこう語り、共産党が相互推薦の方針を掲げたことへの言及を避けた。一方、福山哲郎幹事長は3日放送のラジオ日本番組で、次期参院選の野党共闘について「いろいろな意味で協力関係をつくっていかねばならない」と述べており、行く末は五里霧中だ。

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