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《zak女の雄叫び お題は「白」》ムガベ氏から教訓を学んで欲しい孔子平和賞 (1/2ページ)

 さて今年の受賞者はだれなのだろう、と気になる賞があります。主催者は権威があると誤解しているかもしれませんが、そうしたものはありません。でも、新興の賞なのに多くのメディアが報道します。もっともB級ニュースとしての扱いなのですけれど。

 その賞とは2010年に中国で突然、創設された「孔子平和賞」です。

 中国の民主活動家、劉暁波氏(今年7月死去)が同年、ノーベル平和賞を受賞したことに反発、同賞授賞式(毎年12月10日)の2日前に中国主導の平和賞が創設されるとの報道があり、その翌日に受賞者発表と授与式が行われるという慌ただしさでした。

 主催者は民間となっていますが、なぜ民間が私費を投じてまでこんな急ごしらえの賞を作る必要があるでしょうか。背後には中国当局の意思があるとみるのが自然でしょう。

 栄えある(?)第1回目の授賞式典(受賞者は台湾の連戦・中国国民党名誉主席。本人は賞を拒否)で示された趣旨は次のようなものでした。

 「ノーベル賞を選考するノルウェー(正確にはノルウェー国会)は、地球の片隅にある小国だ。そうした小国は自由と民主の概念において少数派だ。そうした国のノーベル平和賞の選考は偏向と誤りが避けられない。人口十数億の中国こそ世界平和についてより大きな発言権を持つべきだ」

 民主の概念は人口の多さで決まるという理屈。すでに独自の世界に入りこんでいます。

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