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市販されていないはずの「ミリメシ」がなぜネットオークションに… 准陸尉を懲戒免職

 陸上自衛隊第1ヘリコプター団(千葉県木更津市)は4日、野外訓練の際に食べる缶詰などの「戦闘糧食」や装備品をインターネットのオークションで販売したとして、同団第1輸送ヘリコプター群の50代の男性准尉を同日付で懲戒免職処分としたと発表した。

 戦闘糧食はミリタリー(軍隊)の飯「ミリメシ」と呼ばれ、マニアに人気だが市販されていない。

 同団によると、准尉は平成21~24年ごろ、支給された戦闘糧食をネットオークションに出品、販売し約80万円を売り上げたとしている。24~27年9月ごろには、部隊の倉庫に廃棄処分用として保管されていた鉄帽や弾帯などの装備品も出品し、約48万円を売り上げたとしている。准尉は当時、倉庫の鍵を管理する係だったという。

 ネットのオークションに出品されているのを警務隊が見つけ、事情を聴いたところ認めた。「遊興費が欲しかった」と話しているという。

 第1ヘリコプター団を管轄する中央即応集団の小林茂陸将は「このような事案が発生したことは誠に遺憾。装備品などの物品管理を徹底し、同種事案の防止に努める所存であります」としている。

 第1ヘリコプター団は大型輸送ヘリによる部隊などの輸送や要人空輸、災害派遣などを任務としている。平成2年の即位の礼では、天皇陛下が即位を宣言する高御座(たかみくら)を京都から東京に空輸した。

 一方で、ネットのオークションサイトには、市販されていない自衛隊の戦闘糧食がなぜか数多く出品されている。

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