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【日本を守る】日本悪夢、正恩氏の“お気に入りの試射場”に 続く緊迫状況、北の「核恐喝」に備えを (2/2ページ)

 正恩氏はいま肝試しを、楽しんでいよう。

 朝鮮半島をめぐっては、緊迫した状況がずっと続き、北朝鮮はミサイルと核弾頭の性能を刻々と向上させるだろう。

 その間、米国で政変が起こって、米国が「日本を守る意志力」を弱めるかもしれない。

 あるいは、サウジアラビアの若い実力者である皇太子が現在、性急な改革を進めているが失敗して、イスラム過激勢力によってアラビア半島から中東全域が、大きく混乱するかもしれない。

 その場合、米国の現在の軍事力では、東アジアと中東の二正面を守ることができない。東アジアが留守になる。日本にとって悪夢だ。

 北朝鮮はこれまで「日本を海底に葬ってやる」と威嚇してきた。

 もし、正恩氏が「日本が朝鮮半島を奴隷化した罪を償うために、○兆円の賠償金を払わなければ、核攻撃を加える」と恐喝してきたら、日本はどうしたらよいのか。

 日本人は真剣に考えなければならない。

 ■加瀬英明(かせ・ひであき) 外交評論家。1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学に留学。「ブリタニカ百科事典」初代編集長。福田赳夫内閣、中曽根康弘内閣の首相特別顧問を務める。松下政経塾相談役など歴任。著書・共著に『小池百合子氏は流行神だったのか』(勉誠選書)、『「美し国」日本の底力』(ビジネス社)など多数。

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