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木造船から日本製テレビ…北朝鮮船の船員、窃盗容疑で捜査 「島から家電持ってきた」

 北海道松前町の無人島、松前小島に一時避難した北朝鮮の木造船から日本製のテレビなどの家電が見つかった問題で、船員が第1管区海上保安本部(小樽)や道警に対し「島から持ってきた」との趣旨の話をしていることが5日、分かった。道警は窃盗容疑で船員らから事情を聴いている。

 1管と道警、地元漁協などは4日に島で被害状況を調査。施錠されていた漁業者用の避難小屋の入り口がこじ開けられ、テレビや冷蔵庫、炊飯器などが無くなっていた。

 捜査関係者によると、11月29日に1管が島周辺の海域で漂う木造船を発見した際、船員らは家電などを海に投げ入れ、巡視船が一部を回収した。木造船に乗っているのは北朝鮮籍の男性10人で、9月に日本海に面した北朝鮮北東部の都市清津(チョンジン)を出港し、日本海でイカ漁をしていたと説明。「約1カ月前に船のかじが故障し、漂流していた」と話している。

 山形、秋田両県の日本海では4日午前、計4人の遺体が見つかった。山形県鶴岡市の沖合で発見された3人は、いずれも男性で、うち2人の作業着に北朝鮮の故金日成(キム・イルソン)主席の肖像画が描かれたバッジが着いていた。ほかに青森、秋田、新潟各県で漂流船計4隻が見つかった。

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