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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「白」》もし核ミサイルが日本に向けて発射されたら… とても恐いこと (2/2ページ)

 北朝鮮を研究している軍事専門家によると、ミサイルの発射実験をする前には、3種の兆候があるという。その一つが、上空から地上に送られる電子信号の送信リハーサルだ。しかし、実験ではなく戦争になれば、信号は一切発せられなくなる。「これまで出ていた信号がなくなるのが、一番危険な兆候」と専門家は話す。

 親北政権が発足した韓国では、日本以上に北朝鮮に対する危機感がないと伝えられる。しかし、成人男子の大部分が徴兵制による軍隊経験があり、全住民が参加する通称「ミンバン」と呼ばれる民間防衛訓練もこれまでに何度も実施されている。朝鮮戦争の休戦状態が60年以上続いているため、常に臨戦態勢にあり、戦争という非常事態には日本よりも冷静に行動するだろう。

 一方、日本ではどうだろう。大都市ではほとんど、大規模な防衛訓練は行われていない。

 東京・大手町の喫茶店でお茶を飲みながら思った。「もし、今核ミサイルが日本に向けて発射され、Jアラートが鳴ったら…」

 明るい日差しが入るガラス張りの喫茶店から、地下に逃げなければならないのは分かる。でも、まず、ここのお茶代を払ってから、逃げるのかな…。頭に浮かんだのは、そんな些末なことだ。

 東日本大震災や阪神大震災でも、人は非常事態に対して、「正常バイアス」を働かせ、いつもと同じ行動を取ろうとしたという。もしくは、ショックの余り、頭の中が真っ白になり、何も考えられず、動けなくなるかもしれない。

 夢が正夢になるなんて、ことはあってほしくない。それでも、もしも…の準備はしなければならない。M

 日が短くなると何となく気鬱になる文化部記者。

 【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。12月のお題は「白」です。

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