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正恩氏、白頭山に登頂 革命聖地で核戦力完成アピール

 【ソウル=名村隆寛】朝鮮中央放送など北朝鮮メディアは9日、金正恩朝鮮労働党委員長が中国との国境にある北朝鮮最高峰の白頭山(ペクトゥサン)に登頂し、「国家核戦力完成の歴史的大業を輝かしく実現してきた激動の日々を感慨深く振り返った」と報じた。日時は不明。

 北朝鮮では、白頭山一帯は金正恩氏の祖父である故金日成(イルソン)主席の抗日活動の拠点で「革命聖地」とみなされている。同日の党機関紙「労働新聞」の1面には、山頂のカルデラ湖を背景に笑顔を見せる金正恩氏の写真も掲載された。

 報道には、11月末に強行した新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験成功を金正恩氏の業績とし、「核戦力完成」の一つの区切りとして示す意図がうかがえる。同時に金正恩氏が祖父の「革命聖地」に立ったことを誇示し、権威付けを狙っているものとみられる。

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