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【喫煙を考える】たばこ吸う人と吸わない人の“多様性・自主性”尊重を 業界4団体が署名活動 (1/2ページ)

★加速する「都の受動喫煙防止条例」(中)

 東京都の受動喫煙防止条例施行に向けた動きが加速し始めている。11月27日には意見募集(パブリックコメント、9月8日~10月6日実施)の結果が公表された。

 そうした中、たばこ販売や飲食店などの業界団体は、「都民や事業者の声に耳を傾け、慎重な議論をしてほしい」と訴える署名活動を10月末からスタート。年末まで専用サイト(shomeikatsudou.jp)などで署名を募集している。

 活動を主催するのは、東京都生活衛生同業組合連合会(東京都飲食業生活衛生同業組合)、東京都麻雀業協同組合、東京都たばこ商業協同組合連合会、一般社団法人日本たばこ協会など。「たばこを吸う人と吸わない人および各事業者の多様性・自主性が尊重されるべき」と訴えている。

 署名は、メールや郵送、ファクスのほか、街頭での募集活動も実施。11月20日の新宿駅東口・西口、同30日の錦糸町駅前に続き、今月5日には四ツ谷駅前のイベント施設で、6日にはJR上野駅浅草口、マルイ前、京成上野駅付近、14日には八王子駅前で行い、多くの賛同者を集めた。

 活動に参加した東京都生活衛生同業組合連合会や東京都麻雀業協同組合の代表は、「われわれの組織に加盟している飲食店や遊興施設の多くが個人営業の小規模店。禁煙化は間違いなく経営に影響するし、喫煙室を設置すればいいといっても、予算もスペースもない」と、都の考えが業界の事情を考慮していないことに不快感を示しつつ、「喫煙ルールステッカーの表示や、エリア分煙、時間分煙など、これまでわれわれが取り組み成果を上げてきた受動喫煙防止対策も尊重してもらいたい」と訴えた。

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