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【警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識】太陽系外からきた初めての彗星 秒速約30キロ以上、地球衝突なら大変なことに… (1/2ページ)

 ちょっと前になるが10月14日は地球にとって特別の日だった。初めて確認された太陽系外から飛び込んできた天体が地球に最接近する日だったからである。

 流れ星や流星群というものがある。これらは宇宙を飛び回っている隕石(いんせき)が地球の大気圏に飛び込んできて光るものだが、そのすべては太陽系のなかの出来事だった。

 たとえば流星群は毎年同じころに特定の星座の方向に現れる。2017年のふたご座流星群は12月14日16時頃に極大で、世界各地で見られた。

 しかしこれも、その星座から来たものではない。太陽系のなかにある隕石群に太陽のまわりをまわっている地球が毎年、同じ時期に同じところに飛び込むから見えるだけで、その星座とは関係がない。所詮、太陽系の中だけの話なのだ。

 だが、10月の小天体は、その軌道を観測したところ、明らかに太陽系の外から太陽系に飛び込んできたものだった。つまりほかの恒星系からやってきたものだったのだ。いままで、このように外から来た天体が見つかったことはない。

 どこから来たものかは分からない。だが、いちばん近いケンタウルス座α星さえも1秒間に30万キロ走る光の速度で4年以上もかかる遠いところだから、途方もなく遠くからやってきたことになる。

 この小天体は秒速約30キロ以上というとてつもない速度で太陽系のなかに飛び込んできた。

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