記事詳細

【ぴいぷる】無限に広がる医療を求め…JAXA11人目の宇宙飛行士・金井宜茂氏「アジアの代表という位置づけも」 (1/3ページ)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)11人目の宇宙飛行士。高度400キロには日米欧露加が共同で運用する国際宇宙ステーション(ISS)が、地球1周約90分の猛スピードで周回している。

 金井さんは17日、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地からロシア製ソユーズ宇宙船に搭乗。ISSを目指し、米ロの宇宙飛行士らと合流する。約4カ月間滞在しながら、ISSにドッキングしている日本の実験棟「きぼう」を中心にさまざまなミッションを遂行する。

 ISS運用終了の2024年以降も視野に入れた今回のフライトの意味は重く、世界の耳目が集まっているところだ。

 宇宙に関心を持ち始めたのは、前職の海上自衛隊で外科医、潜水医として活動していたときのこと。

 「小さなカプセルに乗って深海に潜る潜水員の医学管理を行っていたときです。ふと、深海は宇宙に通じる何かがあるなと直感しました。宇宙を舞台として医療に従事できたらおもしろいかもしれないと思ったんです」

 超難関の宇宙飛行士試験を通過し11年、油井亀美也(ゆい・きみや)さんや大西卓哉さんらとともにISS搭乗宇宙飛行士に認定された。

 今回は任務完了した2人からバトンを受け取る形でISSへと向かう。

 「2人の苦労話もたくさん聞きましたよ。だから同じ轍を踏まないで済むし、私を地上でサポートする管制官たちはベテランぞろい。私だけじゃない、多くの人のチームプレーが成功に結びつくと信じています」と、重責をはねのけるかのような口調はあくまで穏やかだ。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース