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【高橋洋一 日本の解き方】まだあったのか「民進党」 醜い争い生むカネと組織、お勧めは資金の国庫返上 (1/2ページ)

 民進党の大塚耕平代表が、党の再生について(1)新党結成(2)党名変更(3)存続-といった選択肢を提示したという。

 先の衆院選で候補者を出せなかった民進党が、まだ存在しているのかというのが、一般的な感想だろう。民進党から出るはずだった候補者が希望の党、立憲民主党、無所属に3分割して出馬した段階で、民進党は事実上解党している。

 選挙がなかった参議院で、形式的にはまだ「民進党」が残っているが、2019年7月に行われる参院選で「民進党候補」が出るとはとうてい思えない。

 実態としては既に民進党は存在していないともいえるので、参院の民進党も一刻も早く解党して、次の参院選に備えるべきである。こんな簡単なことが、今の民進党にはすぐにできないらしい。

 衆院の無所属議員や、参院の民進党議員の一部には「党再生」を掲げる人もいるようだ。多くの人にとっては「民進党」は既にないのに、それを「再生」というところに、一般常識とのずれを感じてしまう。

 そういえば、9月末に民進党が分裂、事実上の解党というタイミングで『民進党蘇生計画』という電子書籍が出た。旧民進党の玄葉光一郎、福山哲郎、玉木雄一郎、山尾志桜里、野田佳彦の各氏が登場している。『蘇生計画』というタイトルが荒唐無稽だったことは、書籍が出てからの展開で誰の目にもハッキリした。

 今月11日に公表されたNHKの世論調査で、民進党の支持率は1・8%と、自民党の38・1%に大きく差を付けられたのはもちろん、民進党から出て行った立憲民主党の7・9%にも水をあけられた。

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