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【新・カジノ情報局】もう見られない“ドル箱勘定” ハイテク駆使の無人“ゲーセン”化で楽しいのか (1/2ページ)

★カジノ最新トピックス「マシン編」

 ひと昔前、そう、15年ほど前までのカジノには、スロットマシンのエリアに必ずコインを入れるバケツが置かれていた。パチンコで言えば、ドル箱だ。

 カジノのロゴが入ったオリジナルバケツを、お土産にする人もいたぐらい。しかし、数年のうちにこれが見られなくなった。マシンのコインレス化が進み、キャッシュアウトのときには獲得金額がプリントされたチケットが1枚、ペロリと出てくるだけになったのだ。

 勝った分のコインが落ちてくるときのジャラジャラ~、ドドド~という痛快な音--実はこれはまだある。チケットが出てくるのに合わせて、合成されたジャラジャラ~、の音が流れる仕組みだ。だけど、やっぱり物足りない。

 気張って1回5ドルのマシンに挑戦したときは、1ドルコインよりふた回りも大きい「5ドルトークン」の重みを感じながら、ゆっくりとレバーを引いたもの。デジタルディスプレーに取って代わられた今は、リールが回転するタイプのマシンもほとんど見られない。

 そして、300ドル~1000ドル程度の小当たりを“ハンドペイ”してくれるカジノスタッフも見当たらなくなった。ゲーム前に紙幣を両替してくれるオバサン(Change Girl)は何処へやら…。

 「××年後になくなる職業」という特集をたまに見かける。カジノだって人件費は安いほうがいい。AIが発達し、それを搭載したロボットがカジノのディーラーをつとめる時代も、そう遠いことではないのかもしれない。ただ、“生身の”ディーラー相手にテーブルゲームを楽しむことこそ、カジノの醍醐(だいご)味だと思っているボクとしては、切なくなる現実だ。

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