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「韓国外交史に残る最悪の首脳会談」 文大統領“訪中大失敗”で韓国メディアと野党から袋だたき

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の中国訪問について、韓国メディアや野党から「大失敗」と酷評された。滞在日程短縮や「(独り)ぼっち飯」問題など中国の露骨な冷遇に加え、肝心の外交でも成果はゼロ。「成果はなく恥だけ残した」との批判も出た。

 国賓とした招かれたはずの文大統領だが、習近平政権の冷遇は最後まで徹底していた。4泊5日から3泊4日に短縮された滞在中、全10回の食事のうち文氏が中国指導部と同席したのは、習主席との晩餐(ばんさん)会と陳敏爾・重慶市党書記との昼食会だけ。李克強首相との昼食会は拒否された。文政権側は韓流スターの公演や、中韓首脳の相互訪問についても打診したが拒絶された。

 習主席との首脳会談でも、米軍の「THAAD(高高度防衛ミサイル)」配備に対する中国の報復措置を解消するという言質を取ることはできなかった。北朝鮮問題についても「制裁と圧力の強化」への言及はなく、逆に日米韓の連携にくさびを打ち込まれた形だ。共同会見も拒否され、共同声明も見送られた。

 こうした惨状に、韓国経済新聞は社説で、習主席との会談は「格式・日程・内容のすべてが納得しがたい」と指摘した。

 野党からも批判が噴出した。洪準杓(ホン・ジュンピョ)自由韓国党代表は「皇帝就任式に朝貢外交をしに行ったこと以上でも以下でもない」と批判。国民の党の金東チョル(キム・ドンチョル)院内代表も「THAAD封印も、対北朝鮮制裁の要求も、経済報復の再発防止も失敗した」とし、「成果はなく恥だけ残した。韓国外交史に恥辱として残る最悪の首脳会談だった」とののしった。

 行かないほうがましだった?

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