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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】自動車の無資格検査問題、ものづくりの足元見つめ直す機会になるかも 沙知代さん死去2日前に「また会おうね」 (1/2ページ)

 今秋、日産自動車やスバルの無資格検査が発覚して大問題になったね。

 ほかにも神戸製鋼所や東レなどのデータ偽装なんてのもあった。日本はこれまでずーっと技術力の高さを世界にアピールしてきただけに皮肉な話だね。厳しく見れば「消費者軽視」ということになるから、メーカー側には意識改革が求められていくだろう。

 自動車の無資格検査をめぐっては、問題公表後も工場で続けられていたそうだから、さすがにこれはまずい。以前から慣習化していたともいうし、本社と製造現場で問題に対する温度差がかなりあるということかな。ただ、無資格者が検査したことで自動車が事故を起こしたというわけではないから、この辺は微妙なんだけどね。

 最近の自動車業界で注目を集めているのは電気自動車だ。最先端の技術が投入されて、未来を予感させるんだけど、それを作っている現場は昔からの慣習に支配されていることになる。

 今回のように何かしらの問題・不祥事が発覚したとき、企業として一番こわいのは業績が悪化することだ。築き上げたブランド価値が崩れて、売り上げが落ち込む。そうなると当然ながら、信頼回復のためのアピールに躍起になる。でもそのアピールを形にして実現させるのは製造現場だ。課せられたハードルが高いほど、働く人たちの負担は大きくなる。

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