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【編集局から】東京・吉原のソープ街の景色は都市部の貴重な存在、火災対策には万全を期してもらいたい

 さいたま市大宮区のソープランドで発生した火災の記事を担当しました。

 全焼したこの建物の不動産登記簿を見てみたところ、昭和2(1927)年に新築と記載されていました。つまり、書類上はいまからちょうど90年前に建てられたというのです。

 ソープランドは1966年に風俗営業法の規制対象になり、いまは新規出店は事実上不可能です。ただ、違法でも法律ができる以前からあった建物で営業している業者が認可を取りあげられることはなく、いまに続いているそうです。

 日本有数のソープ街である東京・吉原などは歩いてみると独特な雰囲気を感じるのですが、その理由は同じ建物群が(もちろん改修はしているでしょうが)数十年単位でそこに存在しているからなのかもしれません。法律的にグレーな理由から残っているというその是非は別の機会に譲るとして、スクラップアンドビルドが繰り返されてちょっと前まであった街の景色も思い出せないような都市部にあっては、貴重な存在であることは間違いないと思います。

 だからこそ、火災や安全対策には万全に万全を期してもらいたい、そう強く思いました。(W)

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