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【松井一郎 維新伝心】今年の3大ニュースで1年を振り返り 森友問題とメディアの敗北、好き嫌い報道はやめるべき (1/2ページ)

 2017年も残りわずかだ。今回は、私が選んだ「3大ニュース」で1年を振り返りたい。

 第1のニュースは、「ドナルド・トランプ米大統領の就任」だ。

 トランプ氏の政治手法には「大衆迎合」(ポピュリズム)との批判がある。だが、民主主義では、大衆の思いをいかにつかむかは重要だ。

 人間は「本音と建前」を使い分けて生きている。トランプ氏は本音をとらえた選挙公約を掲げ、就任後も実行している。「自分ファースト」「米国第一」という本音を引き出したのだ。

 「政治手腕が過激だ」との批判もあるが、ビジネス界で成功した経験から、ディール(駆け引き)をしている面もある。交渉で、最大限の利益をあげる感覚だろう。

 トランプ氏は、日本にとって悪い大統領ではない。来日した際には安倍晋三首相とも蜜月関係を印象づけた。「日米関係の強さ」を示すことで、中国の対応の変化も見られるようになった。

 第2は、「北朝鮮の核・ミサイル開発」だ。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮は、9月に「6回目の核実験」を強行し、11月末には、米全土を射程に収めるICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15」の発射実験を行った。

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