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【ぴいぷる】明治大学、女子高生から絶大な支持 キーワードは多様性、土屋恵一郎学長「大学と社会を結びつけたい」 (1/3ページ)

 「この大学の駿河台キャンパスには門も塀もない。つまり、大学に入ることに対するガードがありません。誰にでもオープンな大学なんです」

 2016年から学長を務める明治大学の特徴を、誰でも受け入れる「多様性」と表現する。

 1881(明治14)年に創立。「バンカラ」のイメージの強い同大だが、学部生の女子学生の比率(2017年)は35%を超えている。女子高生の人気が高く、今年11月には、『あの明治大学が、なぜ女子高生が選ぶNo.1大学になったのか?』(東洋経済新報社)というタイトルの本が出たほどだ。

 駿河台キャンパス(東京都千代田区)に1998年、地上23階建てのリバティタワーが完成。2004年からのユニークな新学部(情報コミュニケーション、国際日本、総合数理)の創設など、近年の改革で女子人気が高まった印象が強いが、実はそうではないと強調する。

 「明治の場合、長い歴史の中で培ってきた女子教育のロールモデル(模範)があります。それが第一線で活躍するジャーナリストや法律家を輩出し、大学の大きな力となってきました」

 一例を挙げると、ジャーナリズムの分野では作家の落合恵子氏、法曹界では1940年に日本初の女性弁護士となった中田正子氏を生み出した。

 多様性はいわば、明治の伝統であったわけだ。今、学長として力を入れている分野も、その延長線上にある。

 「明治大学は18歳人口だけではなく、全世代に向けての教育をやっていきます。特に女性のリカレント(学び直し)教育です。家庭に入った後、子育てが一段落し、もう一度社会で働きたいという女性は多い。その人たちを大学として支援できる態勢をつくっていきたいと思っています」と力を込める。

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