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観客の交通無料化見送り 東京五輪、コスト削減で

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日の記者会見で、鉄道やバスなどの公共交通機関を観客が無料で利用できる構想を、コスト削減の一環として見送ることを明らかにした。招致段階の計画では「チケット保有者に対する競技観戦当日の公共交通機関の無料化」を明示していた。

 過去の大会では自家用車での来場による渋滞などを防ぐ目的で無料化した事例があったが、日常的に公共交通機関の利用が活発な東京ではメリットが少ないと判断した。組織委の中村英正企画財務局長は、無料化を進めるとチケット価格に転嫁される可能性も指摘し「巨額をかけてやる必要がない。コスト縮減の流れの中で、見直そうということで効率化させてもらった」と説明した。

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