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トランプ氏、入国規制進まず激怒 ハイチ移民「皆エイズ」と発言

 【ワシントン=加納宏幸】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は23日、トランプ大統領がテロ対策のため大統領選で公約した移民の入国規制が進まないことに業を煮やし、今年6月のホワイトハウスでの会議でアフガニスタンを「テロリストの温床」と呼ぶなどして激怒していたと報じた。大統領執務室の外まで怒鳴り声が響いていたという。複数の当局者らの話としている。

 トランプ氏は会議の直前にミラー大統領補佐官(政策担当)から渡されたメモを基に、1月以降に米国のビザ(査証)を受給して入国した国別の人数を読み上げた際、ハイチからの入国者を「皆、エイズにかかっている」とし、米国に来たナイジェリア人が自国の「掘っ立て小屋に帰らない」と発言したという。

 記事は一方、トランプ氏が「エイズ」「掘っ立て小屋」といった発言をしたことを複数の当局者が強く否定したとしている。また、サンダース大統領報道官も同紙に対し、「匿名の“情報源”の嘘を報道しようとしている」と否定した。

 会議では、ケリー国土安全保障長官(当時)とミラー氏が外国人の流入はティラーソン国務長官に責任があると批判し、これに対してティラーソン氏が「ビザを一切、発給しないことにすればいいのか」と反論する一幕もあったという。

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