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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】「ヤフーニュースによく出たなあ」と実感 2017年を振り返ってみた (1/2ページ)

 今年ももうすぐ終わるね。ボクが2017年を振り返ってみて印象に残っているのは、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)の存在感が一気になくなったことだ。首都と称していたシリア北部のラッカが陥落して、最近ではテレビのニュースで大々的に取り上げられることも少なくなったね。

 ボクは以前から「国境なき医師団」がヨルダンのアンマンに建設した病院施設を視察したかったんだけど、彼らのせいでストップしたままだった。今年1月にようやく実現して、パートナーで漫画家の西原理恵子とともに現地を訪れることができたよ。そのときの様子をツイッターに投稿したら、テロリストに拘束されるのではと、ボクの身柄を心配する声が多く寄せられた。

 ISによるテロの脅威は完全に消えたわけじゃない。彼らの関係者や、思想に影響された人々によるテロが起こる危険性は世界各地にある。すべてを未然に防ぐのは難しいだろうが、少なくとも国を安定的に統治してテロに立ち向かうことが求められる。

 ただ、世界情勢の先行きは不透明だ。サウジアラビアで起きている王位継承争いも気になるし、スペインではカタルーニャ独立問題を抱えている。昨年から続く英国の欧州連合(EU)離脱問題もどうなることやら。

 中国にしてもそうだ。共産党独裁体制がいきなり全面崩壊するとは考えにくいが、長い目で見れば彼らの歩みは日本を追いかけているようなものだから、転換点となるような瞬間は今後訪れるだろう。そうなればアジア全体の情勢が一気に変化する可能性がある。もちろん、日本としては朝鮮半島の情勢もしっかりと注視しなければならない。

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