記事詳細

自民若手「残酷だ…」 党員ノルマ1000人未達が数十人、恥さらすまじと師走の街奔走 (1/2ページ)

 ■31日期限、罰金・氏名公表アリ

 自民党が所属国会議員に課している「党員1000人確保」の目標を達成していない議員が、集計の期限となる今月31日を目前に控えても、数十人規模で残っていることがわかった。ノルマ未達者は氏名の公表と罰金が待っている。もともと選挙基盤が弱い中堅・若手議員の底上げが目的だっただけに、該当者は恥をさらすまいと師走の街で党員集めに奔走している。(石鍋圭)

 「うちはあと200人足りない。なんとかしないと…」

 党の中堅議員は今月中旬、焦りをにじませながらこうぼやいた。残り約2週間でノルマを達成するには、企業をはじめとする団体の協力が必要だと頭を悩ませる。別の若手議員は「今年はノルマを達成できそうだ」と安堵(あんど)の色を見せる。

 自民党は平成26年から党勢回復を目指して「120万党員獲得運動」を始め、全議員に新規と継続を合わせた党員を1000人以上確保するよう指示した。未達の場合は不足党員1人につき2000円の罰金などを命じていたが、今年からは氏名を公表する罰則も加えた。

 党員の確保は、一時的な「風」に左右されずに選挙を勝つための地盤作りでもある。自民党の党員数は、野党時代の24年には約73万人まで落ち込んだが、昨年は8年ぶりに100万人を突破して104万人となった。回復基調にあるものの、目標の120万人にはまだ遠い。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう