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エルサレム旧市街に「トランプ駅」検討 イスラエル、首都認定に感謝で

 イスラエルのカッツ運輸・道路安全相は27日、エルサレム旧市街にあるユダヤ教の聖地「嘆きの壁」近くに建設を計画している駅を「ドナルド・トランプ駅」と命名する考えを示した。トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と正式認定したことを受け「勇気ある歴史的な決断」に感謝を示すためと説明した。

 AP通信などによると、カッツ氏は建設中の商都テルアビブとエルサレムを結ぶ高速鉄道を延伸し、エルサレム市内に地下路線をつくる計画に意欲を示している。この区間には二つの駅を設置する予定で、その一つを「トランプ駅」とすることを検討しているという。

 運輸省報道官は、計画の費用は7億ドル(約790億円)以上で、着工から完成まで4年かかると説明した。計画を進めるには他の政府機関の承認が必要とし、建設開始時期は明言しなかった。

 旧市街がある東エルサレムを将来の独立国家の首都と位置付けるパレスチナ側は強く反発。「イスラエル政府が急いで既成事実をつくろうとしている」と批判した。

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