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スペースワールド閉園 愛され27年、惜別の行列

 北九州市のテーマパーク「スペースワールド」が2017年12月31日、最後の営業日を迎えた。地元に愛されて開業から27年で歴史に幕を下ろす園には冬休み中の家族連れやカップルなど多くのファンが詰め掛け、別れを惜しんだ。

 午前8時の開園前から、入場ゲート前には大勢の来場者が列を作った。開園の合図と同時にアトラクションに向かって一斉に走りだす親子連れの姿も。午前4時前から友人と並んだという北九州市出身で山口県宇部市の大学院生荒牧真悟さん(26)は「スペースワールドは自分とほぼ同級生。ここで開催された成人式にも参加した。閉園は残念だが、今日は心残りがないように全力で遊びたい」と話した。

 園は1990年、鉄鋼需要の伸び悩みを受け、新日本製鉄(現新日鉄住金)が経営多角化の一環で開業した。宇宙をテーマにした大型アトラクションやショーなどが人気を集め、ピークの97年度は約216万人が来場した。2005年から札幌市の「加森観光」が運営を引き継いでいた。

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