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「肛門のない赤ちゃんが生まれた」北朝鮮核開発、被ばく労働の恐怖 (1/3ページ)

 北朝鮮の相次ぐ核実験によって、実験場付近の住民が放射能汚染に侵されている可能性が指摘されている。9日付の毎日新聞は、北朝鮮の地下核実験場がある咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡豊渓里(プンゲリ)付近に住んでいた脱北者2人に、染色体異常が生じているという調査結果を報じた。

 ■政治犯に強要

 金正恩党委員長が最高指導者になってから、北朝鮮は4回の核実験を強行した。とりわけ2016年から2017年の2年間には、3回もの核実験が行われている。実験は地下で行われたが、放射能による土壌汚染が進み核実験場付近に住む人々が何らかの悪影響を受けている可能性は十分にある。毎日新聞によると、染色体異常の調査結果は、韓国の研究者が収集したデータを日本の広島の専門家が確認して判明したものだという。

 北朝鮮の核開発に関わる数千人の労働者が、放射能汚染に晒されている可能性は2006年に行われた1回目の核実験直後から指摘されてきた。ウラン鉱山で働く労働者の平均寿命が他の地域に比べ著しく短く、放射能汚染による奇形児出産も多発しているという情報については本欄でも報じたことがある。

 (参考記事:北朝鮮、ウラン鉱山近辺で深刻な放射能汚染

デイリーNKジャパン
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