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河野氏「原潜」で中国に抗議へ 王毅外相、楊潔チ国務委員と会談

 沖縄県・尖閣諸島周辺などの日本の接続水域を10、11両日に潜航した中国海軍の潜水艦が「商」級の攻撃型原子力潜水艦だったことが分かった。小野寺五典防衛相が15日、記者団に明らかにした。改善基調にあった日中関係を悪化させる中国軍の行為に、日本政府は27、28両日、河野太郎外相を中国に派遣する。決然と抗議するとともに、中国側の真意を探る方針だ。

 商級は全長106メートル、最大速力30ノット(時速約56キロ)で、2006年から就役が始まった。小野寺氏は「このクラスに搭載される巡航ミサイルは長射程だ」と述べ、巡航ミサイルを搭載していた可能性を指摘した。

 河野氏の訪中では、王毅外相、中国外交担当トップの楊潔チ国務委員との会談がほぼ固まった。河野氏は日中首脳往来の活発化を求める一方で、潜水艦の潜航に抗議する方針。潜水艦の行動が中国政府全体の意思に基づくものか、「現場の暴走」によるものかを見極めたい考えだ。

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