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金正恩氏のハートを射止めた「美人歌手」の執念 (1/3ページ)

 北朝鮮には現在、最高指導層に近づいた元歌手が二人いる。一人は、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏。韓国で来月9日から開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪に派遣される芸術団・三池淵(サムジヨン)管弦楽団の団長として韓国のみならず日本でも注目を集めている女性だ。

 ポチョンボ電子楽団の歌手だった玄氏は、今はモランボン楽団の団長でもあり、昨年10月には朝鮮労働党中央委員会の委員候補となった。男女問わず、元歌手の中央委員会入りは前例がない。さらには平昌五輪を巡る南北実務会談に出席し、芸術公演の事前調査の団長として訪韓するなど、存在感を高めている。

 玄氏はおそらく、高い実務能力を備えているものと思われるが、それ以上に、金正恩氏党委員長との間に特別な関係があると見て間違いない。そのせいか、玄氏を巡っては「処刑された」「または金正恩氏の元カノだ」などなど、様々な噂が絶えない。

 (参考記事:金正恩氏「元恋人を処刑」情報の舞台裏…父にも同様の過去が

 そして、元歌手として金正恩氏の妻、すなわちファーストレディーの座に上りつめたのが李雪主(リ・ソルチュ)氏だ。

 李雪主の存在に注目が集まったのは、金正恩氏が最高指導者になってから半年後の2012年7月だった。先述の玄氏が団長、いわば総監督を務めるモランボン楽団の初公演を金正恩氏と共に鑑賞した。

デイリーNKジャパン
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