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北朝鮮「美女応援団」の興奮を抑えるために金正恩氏がしていること (1/3ページ)

 韓国で2月9日から開催される平昌冬季五輪に、北朝鮮が参加する。アイスホッケー女子では五輪史上初の南北合同チームが結成されるが、それと並んで注目を集めているのは、久しぶりの「美女応援団」の訪韓だ。過去の美女応援団に、後に金正恩党委員長の妻となった李雪主(リ・ソルチュ)氏が参加していたことも良く知られた事実だ。

 (参考記事:【写真特集】李雪主--金正恩氏の美貌の妻

 北朝鮮当局は現在、応援団の人選を行っているが、選ばれた女性と家族の中には、喜ぶ人がいる一方で、浮かない顔をしている人もいるという。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 最近中国を訪れた平壌市民が、RFAに語ったところによると、応援団は全員平壌出身者から選ばれ、地方出身者は一人もいない。その理由は次のようなものだ。

 「平壌市民は地方住民に比べて良く武装されているから」(平壌市民)

 武装と行っても銃や刃物のことではない。思想教育をバッチリ受けているから安心であるという意味だ。平壌は、成分(身分)が良く思想が堅固とされた「選ばれし者」だけが住める特別な都市だ。そんな平壌市民なら問題を起こす可能性が相対的に低いということだ。

 また、管理のしやすさも平壌市民から応援団が選ばれる理由だ。選ばれた人は、北朝鮮帰国後には韓国で見たこと、聞いたことを一切話してはならないときつく口止めされるが、地方の在住者を全国規模で管理するのはたいへんだ。

デイリーNKジャパン
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