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【まさに崖っぷち沖縄再生】『ニュース女子』が投じた言論空間への「一石」 先鋭化する米軍基地反対運動、激しさ増す地元メディア (1/2ページ)

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 沖縄の米軍基地反対運動をめぐる言論空間に、新たな潮流が生まれつつある。その象徴といえるのが、2017年1月に放送された東京MXテレビ(MX)の番組「ニュース女子」だ。

 同番組は「沖縄緊急調査 マスコミが報道しない真実」と題し、米軍北部訓練場のヘリパッド建設をめぐり、先鋭化する反対運動を特集した。現地取材に基づき、「反対派による救急車の通行妨害」などを事実として報じたが、「裏付けが不十分」と批判が集中した。

 放送倫理・番組向上機構(BPO)側は同年12月公表の意見書で、MX側のチェック体制を問題視し、「重大な放送倫理違反があった」と結論づけた。ただ、意見書には次のような記述もある。

 「本件放送のように、他のメディアが取り上げない事実や情報を伝えようとする試みは重要だ」

 沖縄県名護市出身で、「ニュース女子」にも出演した「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の我那覇真子(がなは・まさこ)代表は「沖縄では、基地反対派寄りの一方的な情報ばかりで、『ニュース女子を見て、実態を初めて知った』という人もいる。フェアな言論空間をつくるという番組の趣旨は、視聴者に理解されている」と強調する。

 実際、米軍基地反対派の「過激ぶり」を示唆する数字もある。

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