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クーデター勃発、「額賀降ろし」本格化 全参院議員21人集団離脱も

 田中角栄元首相が率いた「木曜クラブ」の流れをくむ、自民党第3派閥「平成研究会」(額賀派、55人)で、クーデターが勃発した。会長の額賀福志郎元財務相の退任を求める「額賀降ろし」が本格化したのだ。かつては「鉄の結束」を誇り、最大派閥として君臨した同派だが、「総裁候補不在」が続き求心力が低下しているようだ。

 同派の参院側トップ、吉田博美参院幹事長は今月上旬、額賀氏と会い、月内に退任を決断するよう求めた。所属の参院議員21人全員は25日、定例の派閥会合を欠席。集団離脱も辞さない構えだ。

 これに対し、額賀氏は同派会合で「衆参はお互いに同志として協力していきたい」と述べ、続投する考えを示した。

 参院側としては、9月の自民党総裁選を見据えて、会長交代で存在感を高めるべきだと主張している。

 額賀氏が退任に応じた場合の後任会長には、竹下亘総務会長が有力視されている。小渕優子元経産相を推す声もある。今後、田中元首相の秘書を務めた、石破茂元幹事長(水月会会長)との連携を模索する動きもありそうだ。

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