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安倍首相が“従北”文氏に最終警告へ 日韓首脳会談で「日米韓の連携」確認&「慰安婦合意厳守」通告

 安倍晋三首相は2月9日、韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式に先立ち、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談する。国内の「訪韓反対」世論を受け止め、慰安婦問題をめぐる「日韓合意の厳守」を通告し、世界の脅威である北朝鮮に対抗する「日米韓の連携」を確認する。北朝鮮は開会式前日、大規模な軍事パレードを準備している。「従北」の文氏に“最終警告”を発する意向だ。

 外交筋によると、安倍首相は9日に平昌入りし、首脳会談と開会式出席のほか、文氏主催の晩餐(ばんさん)会に臨む。10日に五輪の日本選手団を激励して帰国する予定。

 平昌五輪には、ドナルド・トランプ米大統領や、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領も欠席する。安倍首相も、文政権の日韓合意をめぐる理不尽な態度に一時欠席も検討したが、文政権に「日韓合意」や「対北政策」などでクギを刺すため、米国の意向もあり最終決断した。

 韓国も、開会式に主要国のリーダーが出席しないという大恥を回避し、国内の「北朝鮮の言いなり」という批判をかわすため、首脳会談に応じた。ただ、文氏が「日韓合意履行」の意思を示さなければ、日韓間の亀裂が深まるのは必至だ。

 北朝鮮は、「平和の祭典」である五輪の開会式前日、平壌(ピョンヤン)郊外で「朝鮮人民軍創建日」の大規模な軍事パレードを準備している。さらに、韓国に対して、「米韓合同軍事演習の完全中止」と「在韓米軍の撤退」を要求しているとされる。

 安倍首相は、アジアと世界の平和を守るためにも、同時期に訪韓するマイク・ペンス米副大統領とともに、文氏が過度な「従北」政策を進めないよう、警告する方針だ。