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野中広務氏にかつての“宿敵”から追悼の声 小沢一郎氏「同じ政治家としていつも感服していた」

 官房長官や自民党幹事長を務め、26日に92歳で死去した野中広務氏。「闇将軍」「影の首相」と呼ばれた政界実力者の訃報に、自由党の小沢一郎代表や共産党関係者といった、かつての「宿敵」からも追悼の声が寄せられた。

 野中氏は、自民党竹下派の分裂を機に対立した小沢氏を「悪魔」と呼んだ。だが、小沢氏率いる自由党との連立に際し、「ひれ伏してでも」と関係改善に踏み切った。

 小沢氏は26日、「考え方や政治的な立場は異なったが、政治的手腕、力量には他の追随を許さないものがあり、同じ政治家としていつも感服していた」とコメントした。

 野中氏は、京都府議時代に共産党などが与党の革新府政と対峙(たいじ)する一方、戦争体験者として「憲法9条改正反対」が持論だった。

 京都を地盤とする共産党の穀田恵二国対委員長は「戦争体験世代の役割や憲法9条の意味をよく認識しており、尊敬していた。保守の良識を発信していた」としのんだ。

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