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キャバクラ経営会社を告発、天引きの4700万円不納付 経営者「店の事業資金に使った」

 キャバクラで働く女性らの給料から天引き(源泉徴収)した約4700万円を納付しなかったとして、名古屋国税局が所得税法違反の疑いで、静岡県富士市の飲食店経営会社「ルースターカンパニー」と実質的経営者の平塚秀昭氏(48)を静岡地検に告発していたことが30日までに分かった。

 関係者によると、同社は最も多いときで3店舗のキャバクラを富士市内で経営し、女性従業員ら約100人を雇用していた。2015年までの3年間で、従業員らの給料計約3億5000万円から天引きした計約4700万円を納付しなかった疑いが持たれている。

 会社が人を雇って給与や報酬を支払った場合、支払金額に応じた所得税を差し引いて、国に納める義務がある。

 平塚氏は取材に不納付を認め、「経営がうまくいかず、店の事業資金に使ってしまった」と話した。

 ルースターカンパニーは05年の設立で、資本金300万円。代表取締役には平塚氏の知人が就いている。経営していた店舗は既に閉店している。

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