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仮想通貨流出、記者会見中も2次送金されていた

 仮想通貨「NEM(ネム)」が、取引所大手コインチェック(東京)から約580億円相当流出した問題で、同社が被害を発表した26日深夜の記者会見が始まった直後も、ネムが2次送金されていたことが30日、分かった。

 インターネット上で確認できる取引記録によると、26日午前0時ごろからの約20分間に被害のほぼ全額に当たる約576億円相当のネムが特定のアドレスに流出。同日午前2時57分からの約30分間には、このアドレスから八つのアドレスに分散して送金された。さらに約20時間後の午後11時42分には、九つ目となるアドレスに2次送金されていた。

 コインチェックによると、同日午前11時すぎには社内で異常を感知し、午後11時半ごろから記者会見で被害を発表。九つめのアドレスへの送金は会見中になる。

 警視庁サイバー犯罪対策課は、コインチェックの社員から流出の経緯などについて29日に話を聞いた。今後、同社からサーバーの通信記録の提供を受けて解析し、不正アクセス禁止法違反容疑などを視野に捜査を進める。

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