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恐怖の列島カタストロフィー、太平洋に面した地域で相次ぐ地震と噴火 島村英紀教授「富士山などの火山で発生する恐れ」

 突然の噴火で12人の死傷者が出た草津白根山だが、太平洋に面した地域ではこの1カ月の間に噴火や地震が立て続けに起きている。いったい、これは何を意味するのか。

 フィリピン・ルソン島にあるマヨン山は13日以降、断続的に噴火が続き、24日までに約7万2000人が避難する事態になっている。昨年12月20日には、北海道の北東にあるロシア・カムチャツカ半島のベズイミアニ山で大規模な噴火があり、噴煙の高さは1万5000メートルあまりに達した。

 地震も頻発している。草津白根山の噴火から約8時間半後には、アラスカ沖の海底約25キロを震源にマグニチュード(M)7・9の大規模地震が発生。25日にはカムチャツカ半島東方のベーリング島付近でM6・2の地震が起きた。

 これらはすべて太平洋に面した地域でのできごとで、発生時期も集中している。夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」を連載する武蔵野学院大の島村英紀特任教授は「太平洋プレートの動きに変化があって地震、噴火が連続したとは考えられない。偶然、発生時期が重なったとみるべきだ」としながらも、こんな見解を示す。

 「日本を含め、太平洋の西側は太平洋プレートと別のプレートがぶつかり合い、ひずみが生まれやすい場所だ。数十年のスパンでみれば、大地震がこれから起きるに違いない。カムチャツカで起きた大きな噴火と同じことが富士山などの火山で発生する恐れもある」

 備えだけは万全にしておきたい。

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