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「生産終了してたの!?嘘だと言ってよ…」全国で梅ジャムロス メルカリで高騰、400円の商品が1万8000円で出品 (1/2ページ)

 70年以上もの間、子供たちに愛され続けてきた駄菓子「梅ジャム」。東京都荒川区にある製造元「梅の花本舗」の高林博文社長(87)は、体力の限界から昨年12月に廃業した。あの甘酸っぱい味が失われたことで、下町やネット上で「梅ジャムロス」が生じている。

 「本当に残念」「梅ジャム生産終了してたの!? 嘘だと言ってよ…」

 ツイッターなどで梅ジャムを惜しむ声が相次いだ。

 フリマアプリ「メルカリ」では、1個10円、1箱(40個入り)400円の商品が、なんと45倍の1万8000円で出品されていた。

 梅ジャムは戦後間もない1947年、紙芝居の読み聞かせの際に販売するせんべいに塗る味の一つとして樽(たる)売りから始まった。梅肉を電気コンロで煮詰め、味を調整し出来上がる。何とも素朴で、その甘酸っぱさがどことなく懐かしい。

 紙芝居が衰退するころには、梅ジャムの主戦場は駄菓子店へと移っていった。小袋に詰め、全国の駄菓子店で売られたことで老若男女に知られる味となった。

 全国配送を可能にしたのが自動充填(じゅうてん)機。これまで手作業だった袋詰めを自動で行うことによって、1日に製造できる量が格段に増えた。その自動充填機を手がけていたのは、梅の花本舗から歩いて3分の距離にある機械メーカーのコマック荒川工場だ。

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