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札幌自立支援施設火事で11人死亡 一時受け入れの高齢者らか

 1月31日午後11時40分ごろ、札幌市東区の生活保護受給者の自立支援施設「そしあるハイム」から出火、木造3階建て約400平方メートルを全焼し、入居者16人のうち男性8人、女性3人の計11人が死亡した。入居者の大半は高齢者とみられ、道警は身元確認を急ぐとともに出火原因を調べる。

 道警や施設関係者によると、そしあるハイムは、生活困窮者の自立支援に取り組む同市北区の合同会社「なんもさサポート」が運営。旅館だった建物を借り、新たな住居や就職先が見つかるまで一時的に高齢者らを受け入れていたとみられる。生活保護費などから入居費を払う仕組みだった。入居者の中には、家族など身寄りがない人や、1人で食事や入浴することができず介護を必要とする人もいた。

 1階と2階に6畳の個室が計16部屋あり、1人で1部屋ずつ利用していた。風呂やトイレ、台所などは共用だった。3階は物置になっていたとみられる。昼間は施設に職員が常駐しているが、夜間は不在だった。31日は午後5時ごろまで職員2人がいたという。

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