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微量の血液でアルツハイマー病の原因物質発見 安価で簡単な新検査

 わずかな量の血液で、認知症の一種であるアルツハイマー病の原因物質が、脳に蓄積しているかどうかを調べられる検査法を開発したと、国立長寿医療研究センターや島津製作所などのチームが英科学誌ネイチャー電子版に発表した。病気の診断が安価で簡単になり、将来、予防法が開発された際に有効な予測ツールとなる可能性がある。

 脳内にアミロイドベータというタンパク質が異常に蓄積するのがアルツハイマー病の原因の一つとされる。

 チームは抗体と呼ばれるタンパク質を使って0・5ミリリットルの血液からアミロイドベータ関連物質を分離して調べる検査法を開発。アルツハイマー病患者や健康な人を含む男女計232人を調べたところ、陽電子放射断層撮影装置(PET)の検査結果と約90%一致した。

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