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【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】政治家が憲法9条の性善説を唱える矛盾 スパイ、ハニトラ…仮想敵国には容赦ない「外交」の世界 (1/2ページ)

 産経新聞によると、自民党額賀派(平成研究会)で、額賀福志郎会長の退任を求める「額賀降ろし」が勃発したという。派内から十分な数の閣僚を送り込めないなど、額賀氏の政治力への不満が以前からあるようだ。

 一方、希望の党の玉木雄一郎代表は、党創設メンバーである松沢成文参院議員団代表らと対立し、「分党」の可能性が現実味を帯びているという。同党は、憲法改正や安全保障法制を容認する政策を掲げて旗揚げし、昨年の衆院選を戦ったが、玉木氏が軌道修正しているとされる。

 玉木氏としては、民進党や立憲民主党に近い政策を示して、「野党共闘路線」に軸足を移す狙いがあるようだ。党を創設した前代表、小池百合子都知事のイメージ払拭も目指しており、「小池氏の顧問辞任も検討か」という報道もあった。

 ネット上には、他人の戸籍を盗んで本人に成りすます「背乗りのようだ」と批判・揶揄(やゆ)する声も見られた。

 性善説を好む日本人も、日本の政界が与野党を問わず、「裏切り」や「変節」「だまし合い」などの“仁義なき戦い”を繰り広げてきた事実は否定できないだろう。

 ただ、日本人は「嘘をつかない」ことや、「卑怯(ひきょう)なまねをしない」ことが美徳なので、日本政界の“仁義なき戦い”は、まだかわいいレベルだと思う。権力闘争に敗れても、死刑や流刑になる心配はないから、双方とも緊張感が足りない。

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