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希望・玉木氏の「慶弔費」支出“説得力ゼロ” 茂木氏の「線香配布問題」との違い強調も会見開かず (1/2ページ)

 希望の党の玉木雄一郎代表への、不信感が高まっている。玉木氏が代表を務めた「民主党香川県第2区総支部」が2010~12年、「慶弔費」を110件、59万5000円も支出していたと、夕刊フジがスクープしたことを受け、玉木事務所は2日、通告した記者会見を中止するなど対応を変転させた。明確な根拠も示さず、茂木敏充経済再生担当相の「線香配布問題」との違いを強調する見解も“説得力ゼロ”というしかない。

 夕刊フジ報道を受け、玉木事務所が2日午後に公表したコメントは、約350字。玉木氏が国会論戦でみせる「歯切れの良さ」はなかった。

 香典を地元選挙区の関係者に寄付したのか、という夕刊フジの質問に対し、《当時、党員など民主党香川県第2区総支部として交流をいただいた方々で、秘書が葬式に参列し、民主党香川県第2区総支部として持参したものを計上していると認識している》と回答した。

 コメントの《政党支部の活動として支出し、公職選挙法に基づく》との主張は、茂木氏と酷似する。玉木氏側は《線香を配って回ることと、党員などの葬式にその都度参列して香典を持参することは別》とこだわるが、詳細な説明はない。

 夕刊フジ報道前、茂木氏に暗に辞職を促した玉木氏に、見事にブーメランが帰ってきたといえる。

 政治資金に詳しい上脇博之神戸学院大教授は「自身の選挙区での寄付かどうかが、違法性判断の基準の1つだが、コメントは明確に答えていない」と指摘する。

 今回のようなケースでは、公選法が禁じる「政治家や候補者の名前が類推される方法」が焦点となるが、解釈には幅があるのが実態だ。

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