記事詳細

速報!有名私大志願者数ランク 近大トップ、法政&早稲田が猛追 複数受験増加で異変も (1/2ページ)

 日本一の志願者数を集める私立大はどこだ。出願状況の途中経過をもとに、受験関連の分析に定評のある「大学通信」の協力を得て検証したところ、主要な私大50校の頂点は昨年同期に続き近畿大で、2位は法政大となった。複数受験の傾向が一段と強まるなか、各大学の受験生獲得戦略にも異変が生じている。

 近大は3月まで入試を実施するが、1月30日時点で志願者数はすでに11万9000人超に達している。大学通信の安田賢治ゼネラルマネジャーは「クロマグロの完全養殖を成功させた『近大マグロ』が有名だが、その他の研究も実を結ぶようになり、イメージが向上している。特に関西の高校生にとっては『とりあえず受けてみよう』という存在になっているようだ」と分析する。

 2位の法政大はMARCH(明治・青学・立教・中央・法政)の一角を占める。「近年、学部・学科を増やしたことで学生も選びやすくなったのだろう。早稲田や慶応に比べて『自分でも何とかなりそう』という意識も働いたのではないか」と安田氏はみる。

 18歳人口は昨年に比べ約1万4000人減少しているが、「広き門」となっているわけではない。私大の志願者数は逆に約8%伸びているというのだ。その理由の一つとして安田氏は「定員の厳格化」を挙げる。

 「都市圏の大学は、以前は学生数が定員の1・2倍までは助成金をもらえたが、文部科学省は学生が都市に集中するのを防ぐため徐々に規制をかけてきた。今シーズンは1・1倍までに抑えられており、合格者数も減少することになる。このため、浪人するよりも今回で入学を決めたい『安全志向』の学生は多く、併願受験が増えたとみられる」

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう